Lancersを使ってWEB制作の仕事をするときに注意するべきこと【後編】

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前回はLancersを使ってWEB制作の仕事をするときに注意するべきことというテーマで書かせていただきました。

単価もあまり高くないものが多く、単発のニーズ多い中で私がLancersを使っていた目的は、結論から言うと「関係性作り」です。
もう少し具体的にいうと制作案件をもらえる企業に直接会いに行くきっかけづくりとして使っていました。

「関係性」を築き継続して取引をすることが重要

1回取引があってそれで一旦関係性が途切れるのはあまり効率がよくないですよね。また新しい取引先を見つける為に時間・労力・お金がかかってくるからです。
同じ会社から2回、3回と仕事ができたらこの方が自分の制作にさける労力も上げることができます。
Lancersで発注する企業は単発のイレギュラーなニーズが多いと前編で述べましたが、当然その企業としても発注先を見つける為の労力を削減したいと思っています。
継続して取引をする為にまずすべきことは何でしょうか?

それはLancersで一度受注した案件の仕事の成果で信頼を得ることです。

最初の仕事で信頼を得る

Lancersやクラウドソーシングはよく単価が安いと言われます。それは当たり前だと考えるべきです。
その理由は信頼関係がまだ出来上がっていない状態で案件が始まり、やり取りが始まるからです。
もし逆の立場であなたが仕事を発注する場合、一度も取引がなく会ったこともない人に高額な案件を丸ごと任せることができるでしょうか?
おそらくできませんよね。
まずは部分的な制作であったり、更新や修正などをお願いしてみて、
この人はどのようなスピード感や品質で仕事をするのかだったり、
コミュニケーションがうまくいくのかを確かめてから徐々に重要度の高い案件を任せていくのではないでしょうか?

もちろん割に合わない案件を無理に取りに行く必要はないですが、目的は受注金額というより信頼を得るということに主眼を置くとよいのではないかと思います。

直接会いに行く

最後にオススメしたいことは、最もシンプルでアナログな方法です。
「企業に直接会いに行く」ことです。
案件を提案することに「お時間をお取りしてかまわないようでしたら、直接会って詳細な内容をお伺いさせていただたい」という風にしてもよいですし、
案件を受注して納品したら「御礼にご挨拶に伺いたい」でも理由はなんでもよいです。

一度顔を合わせてあった人はインターネット上のみやり取りした人よりはるかに印象に残ります。もし同様の案件があったときに声がかかる可能性が上がると考えて間違いないでしょう。

私の場合は、Lancersで案件をいただいた企業と直接あって5年以上やり取り続いている会社が3社あります。
ぜひ一度会いに行って爪痕を残すという方法を試してみてはいかがでしょうか?

以上、ご精読ありがとうございました。