Lancersを使ってWEB制作の仕事をするときに注意するべきこと【前編】

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今回はLancersで受注する際に気を付けたいことをお伝えしようと思います。

Lancersで発注する企業はどのような取引先を求めているのか?

全ての関係性に通じて考えるべきことは自分の視点からだけではなくて、相手の視点と第三者の視点に立つことが大切です。

つまりLancersで仕事を受注しようとするなら、「なぜその企業はLancersで発注するのか?」という相手の立場に立って考えるということを一度やってみることが必要です。
LancersでWEB制作を発注する人はどのような制作リソースを求めているのでしょうか?

制作リソースがなぜ不足しているのか?

まず挙げられるのは普段WEB制作をしていない企業がクライアントから「ホームページを作りたい(リニューアルしたい)と思っているんだけど御社でできない?」というような相談を受けるというようなケースです。

これはそもそも制作リソースが不足しているというより、元々ないというケースです。近くに相談できる人がいないととりあえずインターネットで検索して「クラウドソーシング」っていう方法があるのか、ということでランサーズに発注をかけることになります。

では自社でWEB制作をしている会社はどうでしょうか。基本的には外注しません。当たり前ですよね。
仮にあなたが飲食店に入って何かメニューを注文するとします。立派なキッチンがあるにも係わらずお店のマスターが突然電話をかけ始めて小声で「あの、出前をお願いしたいですけど…」ってなったら「お前が作るんとちゃうんかい!」というツッコミが入りますよね。

ただ、依頼が殺到したりする繁忙期や、自社では対応できない機能を部分的に 外注することはあるかも知れません。ここで注意してもらいたいのは、WEB制作サービスを安定して供給する為には継続的なリソース確保が最も安定性があるということです。

普段WEB制作をしていない会社が外注するケースも、WEB制作会社が繁忙期や自社で賄えない機能を外注するケースもどちらもイレギュラーな需要に単発的に対応する必要に迫られたからです。

最も安定した人材リソースの確保は正社員として雇用することです。その次は業務委託やアルバイトなどによる人材を利用することですが、彼らは当然ですが対面をして、つまり面接や面談で一度は直接会って仕事の取引関係が開始することになります。

そして 最も関係性の親密度が低いのがインターネット上でのクラウドソーシングです。顔すら見たことがない、インターネット上のアカウントネームの人とチャットアプリを介して取引が始まります。

つまり単発で関係も切り安さがクラウドソーシングの使い勝手の良さです。合わせて入札形式になりますので、募集をする側が仕事を取る為に単価を叩き合いが行なわれ、結果発注する側が低価格で発注ができるというのが、発注する企業側がLancersを使うことのメリットです。素晴らしいシステムです。

ここまで読んだ方は、おいおいLancersのアンチかよと思ったかも知れませんが、そんなことはありません。
もちろん上記の内容は私が実際にLancersで何回も仕事をした経験をもとにした感想です。

ただしLancersで仕事を受注することを一概に否定はしません。前述したように私も実際Lancersで仕事を受けていました。

ここまでを前編として、後編では私がなぜLancersで仕事を受けていたのか、そのときに注意していたことをお伝えしたいと思います。